よく売れる作品とはどういったものでしょうか。
ストックフォトで販売を始めてみたものの、思うように稼げない…。私はそうでした。私はCG動画の寄稿をメインとしていて撮影はわずかです。ゼロから作れる利点を活用して、まずは自分に合うジャンルを探りながら多種多様なデザインで作品づくりを始めてみました。作品数を増やせば増やすほど、売れる作品と売れない作品で、はっきりとした差が出てきました。
審査で落ちて販売すらされない…売れない…といった作品も今までにはたくさんあります。
その中でも売れる作品には「ストックフォトに適した作品」という共通点が見られます。
クオリティや目新しさやユーザーの使いやすさなども、売れるために大切ですが、まずは「ストックフォトに適した作品」であることが、とても重要なポイントです。
作品づくりや撮影の前に、私がまず始めに意識するのは【ジャンル】【構図】【バリエーション】です。
- ジャンル
- 構図
- バリエーション
「ストックフォトに適した作品」であるために、私が心がけている基本的なポイントです。
この3つのポイント【ジャンル】【構図】【バリエーション】をご紹介します。ストックフォトの作品づくりの参考にしてください。
ジャンル
作品の構想段階で、ジャンル(カテゴリーや分野)の事前調査をします。
作品づくりの前にジャンルと検索ワード(タグ)を考え、そして実際にストックフォトで検索してみます。過多なジャンルか穴場なジャンルか分かりますし、そのジャンルでの「適した作品」の目安ができます。
自分の方がいいものが撮れるとか作れるとか、もしくは得意分野であれば、独創性や継続性の面でもそのジャンルで作り始めることをおすすめします。
構図
ストックフォトには「適した構図」があります。
あえてスペースを空けるデザインです。普段は意識しなかったり慣れないレイアウトで勇気が必要かもしれません。
ユーザーは購入した素材にコピーテキストや広告バナーを載せるので、オブジェクトを少しずらしたレイアウトが好まれます。また、スペースを空けて黒背景などのカラにするより、風景であれば青空にするなど、何かシンプルなデザインで隙間を埋めるのが良いです。
バリエーション
バリエーションを意識して作品を増やします。
構図のちょっとした違いのバリエーションであっても、ユーザーの選択肢につながりますし、より作品が検索されやすくなります。ニーズはさまざまですし、異なるバリエーションを寄稿することで、ストックフォトに「適した作品」を探ることもできます。
例えば、「色」でも検索されますので、堅い印象の寒色イメージを、柔らかい印象の暖色イメージに変更するなど、変化のあるバリエーションが良いです。
「ストックフォトに適した作品」であるために、【ジャンル】【構図】【バリエーション】は意識すべき基本的なポイントです。
これだけに気を付ければいいわけではありませんが、私は意識するようになってから実際に審査の通りやすさや売れゆきにも変化がありました。
趣味で始めたストックフォトでも、ちょっとしたことで効率的に稼ぐことができます。ストックフォトを始めるきっかけになると嬉しいです。