Adobe製品との連携で機能的
高単価な世界規模のストックフォト
Adobe Stockは高い単価と売れる頻度で、稼ぐのに大いに期待が持てるストックフォトです。
2015年、老舗のストックフォトサイト「Fotolia」を買収しました。業界への参入は後発でしたが、その知名度と相まって一気に世界規模となりました。
総合的に大きなウィークポイントがないうえに寄稿者にも優しく、欠かせないおすすめのストックフォトです。
マイページのUIも日本語対応されていて使い勝手がよく、キーワードを自動入力してくれる機能があったり、複数同時入力も可能です。
Lightroomでのアップロードやボーナスプログラムなど、Adobe製品と連携した独自のシステムで寄稿者にもユーザーにも利用がしやすいストックフォトです。
ロイヤリティ(販売価格や報酬率) | |
素材数(販売作品総数) | |
審査の通過率 | |
タグ付けの手軽さ | |
スピード(アップロード時間・審査期間) | |
売れやすさ(売れる頻度) | |
総合おすすめ度 |
Adobe Stockの特徴は抜群の知名度と豊富な素材です。単価と売れる頻度は高く、ロイヤリティ率も比較的高いです。
審査は決して緩くはないですが、厳し過ぎることもないです。リジェクトされた素材はその理由が分かるようになっていて、次の素材制作の留意点として役立ちます。
私は「技術的な問題」 (手振れなど) と「類似するビデオが既にアップロードされているため」でよく落ちます。
審査は早ければ1~2日、通常1週間以内に結果がきます。
動画の単価は$22.48~となっていますが、プランなどにより変動します。私の場合、1個で1万円を超すときもあり実感としては平均単価3~5千円位です。
海外ストックフォトの中でも単価と売れる頻度は高く、稼ぐチャンスにあふれています。
売れると翌日午前中にメールがあります。素材のサムネイルと合計金額が表記されています。同日に数点売れた場合、数万円の報酬になることもあります。
標準的なロイヤリティ率は、写真やイラストで33%。動画で35%です。
- 動画素材の報酬率35%
- 4Kサイズの寄稿でさらに高単価
寄稿者に向けたAdobe Stockの特徴的なサービスが「ボーナスプログラム」です。
年間ダウンロード数の実績によって、Adobe製品を1年間無料で使うことができます。
写真やイラストの場合、ダウンロード回数が150~4,999回でCreative Cloudフォトプラン(20GB)、ダウンロード回数5,000 回以上でCreative Cloudコンプリートプランの利用が無料です。動画のダウンロード1回は、写真やイラストの8回のダウンロード相当としてカウントされます。
実績が続けば毎年無料です。寄稿者の意欲がかきたてられます。
- Adobe Creative Cloudが無料で使えるボーナスプログラム
写真やイラストでは、マイページでLightroomから素材の読み込みとアップロードが可能です。
BridgeやPremiereからも素材の寄稿ができるようです。
手間のかかるアップロード作業を格段に削減する仕組みが整っています。
ユーザーが素材を欲しいとき、Adobe Creative Cloudの使用中であればすぐに必要な素材を探し出してくれるサービスもあり、寄稿者だけでなくユーザーにも利便性の高い機能が備わっています。
- Adobe製品でアップロードの手間を大きく短縮
- 寄稿者にもユーザーにも利用しやすい
私は一度の作業で動画素材を数十個から数百個アップロードしています。
FTP経由だった頃、毎回とてもアップロードが遅くて、他社のストックフォトと比べても倍以上の時間はかかっていました。それが現在はSFTP経由に切り替わりました。
以前はとにかく時間がかかるアップロードにモヤモヤする日々でしたが、今はスッキリと解消です。
ですので、これといったモヤモヤ点がなく、もう少し稼げたら…と思う程度です。