映像素材のオンラインマーケット
価格設定ができる稀有なストックフォト
MotionElementsはシンガポールに本社を置くアジア各国を中心とした世界規模のストックフォトです。
世界中の映像クリエイターに向けた、動画素材を主軸としたマーケットプレイスです。After Effectsなどのテンプレート素材も販売しています。写真やイラストのアップロードもできますが、特に動画寄稿に適しています。
多言語サポート(英語及びアジア主要言語)がされていたり、キーワード自動翻訳機能もあり、英語を苦手とする方にも使い勝手がいいです。
MotionElements最大の特長は、素材の価格を決められる事です。
動画寄稿が主軸のため、世界中にユーザーがいながら寄稿者はまだまだ少なく、稼げるストックフォトのひとつとなるかもしれません。
ロイヤリティ(販売価格や報酬率) | |
素材数(販売作品総数) | |
審査の通過率 | |
タグ付けの手軽さ | |
スピード(アップロード時間・審査期間) | |
売れやすさ(売れる頻度) | |
総合おすすめ度 |
自由な価格設定と高いロイヤリティ率がMotionElementsの特徴です。
タグ付けは「メタデータテンプレート」を使うことで時間短縮できますが、タイトルは日本語・英語両方の設定が必要であったり、ディスクリプションやカテゴリー、国やメディアタイプなど、タグの設定項目がとても多いです。
寄稿数は無制限です。FTP経由とマイページから可能です。
アップロードにかかる時間は比較的速い方ですが、一度に多数の素材をアップロードするとエラーになることもあります。
審査がないのでタグ付け後はすぐ公開です。
MotionElementsの最大のポイントは、自分の素材の値段を自由に設定できることです。
販売価格は高すぎても売れないですし、安すぎると稼げません。私はいつも価格設定で悩むので、「おすすめ価格ガイド」を参考にしています。
「おすすめ価格ガイド」は、MotionElementsの過去の販売データに基づく推奨価格範囲です。
ロイヤリティ率は高く、設定した販売額の50%が収益です。独占素材の場合には70%です。
- 自由な価格設定
- 「おすすめ価格ガイド」の参考価格
- ロイヤリティ率50%
初回の審査はあります。申請後10営業日以内には返答が来ます。
アカウントが承認されると、その後の審査はありません。アップロードした素材に審査はなく、すぐに公開・販売が可能です。アップロード後タグ付けができるまでには最長24時間かかります。タグ付け後「公開」をクリックし保存することで数時間後には素材が公開され販売されます。
- 寄稿者になるための初回審査はある
- 通常アップロード後の審査はなし
MotionElementsの独自のシステム、ヒーロープログラム。
寄稿者になればその資格を持ち、素材のアップロードと販売数に応じてポイントが付与されます。ポイントにより「ヒーロー」「スーパーヒーロー」「ウルトラヒーロー」になれます。特典として、検索の上位表示やメインページのPRバナーに表示など、ユーザーが目にする機会が増えますので、より高い収益が見込めます。
- 目標にできるヒーロープログラム
価格が自由に設定できたり、タグ付けの自由度は高いです。
それだけに、かえって設定すべき項目が多くなっています。販売価格に加え、タイトル・ディスクリプション・キーワード・カテゴリー・メディアタイプ・サムネイル・ループ・国など、タグ付けがなかなかの重労働です。一部分は「メタデータテンプレート」を活用することでひとまとまりにできますが、最終的には素材一つ一つの設定が不可欠です。
私の場合、そんなにたくさん売れてはいませんが、毎月一定数は販売されています。
タグ付けがもう少し簡素化されることを待ち望みます。