本社 | アメリカ |
販売メディア | |
基本言語 | 日本語 |
タグ付けの言語 | 英語 |
初回審査 | あり |
アップロード | FTP経由・マイページ |
これからの知名度に期待大
シンプルで機能的なストックフォト
2009年に設立されたDepositphotosは、グローバルで利便性の良い海外ストックフォトです。
有名ストックフォトに比べると規模は及びませんが、ワールドワイドな展開で十分売り上げは期待できます。
日本においては、まだ誰もが知るストックフォトではありませんが、それだけに販路拡大のチャンスにあふれています。日本語対応したシンプルなインターフェースは、機能面に優れ利便性がよいです。
タグ付けは英語ですが、必須入力項目はタイトルとキーワードのみと少なく、手早く作業ができます。
新規販路を模索中の方、タグ付けはさっと済ませたい方、ストックフォトを始めたばかりの方にもおすすめです。
ロイヤリティ(販売価格や報酬率) | |
素材数(販売作品総数) | |
審査の通過率 | |
タグ付けの手軽さ | |
スピード(アップロード時間・審査期間) | |
売れやすさ(売れる頻度) | |
総合おすすめ度 |
単価やロイヤリティ率は決して高くはないですが、低すぎることもないです。
まず寄稿者の素材販売数によりコントリビューターのレベル(1~5)が決まります。レベルによってロイヤリティ率が変動し30%から始まり最高38%です。販売価格はプランで異なりますが、私の場合は動画1つ売れて手元に入る平均報酬は15ドル弱です。写真やイラストでは報酬1ドル前後からのスタートです。
スピードは、アップロード時間・審査期間ともに遅いです。
審査期間は基準について明示されておらず、同時期に寄稿者によってアップロードされたファイルの量に依存するようです。
タグ付けのインターフェースはシンプルで見やすく利便性がよいです。
英語入力ですが、必須入力項目が「説明(タイトル)」と「キーワード」のみと少なくて、素早いタグ付けが可能です。タイトルは250字まで、キーワードは50単語までと多いので、字数・語数の制限に縛られなくて済むのも特色です。
また、素材を複数選択すれば容易に同時入力が可能です。多くのストックフォトで寄稿する側として、これらは重要なポイントです。
- 必須入力タグはタイトル(250文字まで)とキーワード(50単語まで)だけ
- 複数の素材に同時入力ができる
- 英語でのタグ付け
マイページに付属する「ファイルアップローダ」。シンプルで直観的に操作ができるので役立ちます。
その名のとおり、素材のアップロードをするインターフェースです。アップロードを実行すると、緑色ゲージのステータス(進捗状況)が表示されます。途中でアップロードのキャンセルもできます。
素材のアップロードはFTP経由でも可能です。
1日あたりにアップロードできる素材の数には制限がなく、多数まとめてアップロードができます。
- 使い勝手のよい「ファイルアップローダ」
審査は厳しくないと感じています。99%以上は無事に審査を通過していますので、審査基準は緩めなのだと思います。
リジェクトされた素材はその理由(英文表記)を確認できます。私は「類似した素材が多い」という理由ばかりで落ちています。
- 滅多に落ちない審査
私が寄稿しているストックフォトのうち、アップロードの遅いサイトのひとつがDepositphotosです。
アップロードに上限数がないので、一気にたくさんの寄稿はできます。私はFTP経由で寄稿することが多いのですが、落ちたり止まったりということもあります。「ファイルアップローダ」の方が確実なアップロードかもしれません。
いずれにせよ、結果的にアップロードで多くの時間を費やしています。
それなりに売れますし、タグ付けも利便性が良く、長時間に及ぶアップロードの改善だけが望まれます。