日本語未対応で上級者向け
ストックフォトの新規販路に挑戦!
Dreamstimeは2000年設立の海外ストックフォトの老舗サイトです。
その規模は世界最大級で、国を問わず集客力を持ち世界中で支持されています。日本語には対応していませんので注意が必要です。英語に加え、フランスやイタリアなどヨーロッパの各言語、アジアにおいては中国語だけが利用できます。
日本未上陸で、日本での知名度はこれからに期待が持てます。英語に自信のある方、新たな販路に挑戦したい方、にはおすすめできるストックフォトです。
作品ごとにコンテンツレベルが設定されるので厳選したファイルだけアップするのも良い方法です。
ストックフォトごとに売れ筋は違うので、Dreamstimeが新境地として売り上げが期待できるストックフォトになるかもしれません。
ロイヤリティ(販売価格や報酬率) | |
素材数(販売作品総数) | |
審査の通過率 | |
タグ付けの手軽さ | |
スピード(アップロード時間・審査期間) | |
売れやすさ(売れる頻度) | |
総合おすすめ度 |
タグ付けがとても大変です。
必須入力項目がタイトル・ディスクリプション・キーワード・カテゴリーと比較的多くて、さらに複数同時入力はできません。
素材ひとつひとつにコンテンツレベルが設定され、ダウンロードされるほどレベルが上がり報酬単価が高くなる仕組みです。スタートのレベル1での最低単価は、写真やイラストでは1ドル以下、動画で3ドル程です。ロイヤリティ率は、コンテンツレベルや独占販売かどうかによって変動しますが、写真・イラスト・動画どれでも25%~45%です。
ご紹介しているストックフォトの中でもDreamstimeでの経験は浅く、まだ私も使いこなせてないと思います。
これからが楽しみなストックフォトのひとつです。
審査がきわめて速いです。たいてい寄稿後1日以内では審査完了です。
たまたまかもしれませんが、私はほぼ落ちません。審査基準も易しいのだと思います。
1週間に寄稿できる素材数に制限があるので、多くの素材のアップロードには注意してください。毎週日曜日に制限はリセットされ、過去の承認率が高ければ最大寄稿数も増加します。
- 素早い審査
- 1週間の寄稿数に制限あり
Dreamstimeではタイトル・ディスクリプション・キーワード・カテゴリーが必須入力項目です。
わりと多めのタグ付けですが、タイトルとディスクリプションの入力さえすれば、キーワードの自動生成とカテゴリーの自動選択が可能です。
また、他に「キーマスター」という斬新なサポート機能が備わっています。ひとつの素材で0.6ドルの料金が必要ですが、必須入力項目全てのタグ付けを代行してくれる機能です。統計では、キーマスターされた素材は最大140%の収益が生み出されるそうです。
- タグ付けの一部は自動でできる
- 斬新な「キーマスター」
ユーザーだけでなく寄稿者に対しても、きめ細やかな心配りを感じます。
素材寄稿の百万番目ごとにサービス提供。さらにコロナ禍の景気後退の影響を受けて、ユーザーへのサブスクリプションの2カ月間の無料一時停止や、寄稿者へのロイヤリティ率10%増加。併せて、売上の5%は世界保健機関の基金に寄付を行っているそうです。
Dreamstimeの特有のなんとも手厚い気づかいです。
- 貢献する寄稿者への気づかい
Dreamstimeは残念ながら日本語対応ではありません。
インターフェースや各種手順の解説、そしてタグ付け、全て英語です。タグ付けは素材ひとつずつなのも手間取ります。複数同時入力ができません。
自動タグ付け機能は意図してないタグになることがあります。
そしてカテゴリー選択が、150以上ある候補から該当する3つを選ぶという決して容易ではない作業です。膨大な候補と英字表記で、私はカテゴリーがはたしてふさわしいのか慎重に選び、たいへん時間がかかります。
自動タグ付けの精度や必須タグ設定の簡素化、そして何よりもまず日本語化を待ち望むストックフォトです。