タグ付けがサクッと済むおすすめのストックフォトをご紹介します。
適切なタグを付けることは、ユーザーの検索に直結する大切な作業です。
どんなにクオリティが高くて目新しい素材でも、ユーザーに見つけてもらえなければ売れませんし稼げません。
ニーズのある作品づくりや作品数を増やすことも大切ですが、だからといってタグ付けをおろそかにできません。
副業や在宅ワークでストックフォトを始めたものの、タグ付けの作業が面倒と感じる方も多いと思います。
タグ付けには、私も結構な時間をかけていますが、できるならばサクッと済ませてすぐに販売したいところです。
タイトルやキーワードといったタグは、ストックフォトごとにその名称や項目が異なります。
今回は、そもそも項目が少なかったり、一括入力ができたり、短時間でタグ付けができるストックフォトを厳選しました。
私は事前に、日本語と英語の両方でタイトル・キーワード・説明文を準備してからタグ付け作業をしています。数は百近くの作品を一気にまとめて行います。動画の寄稿ですので、写真やイラストの方とは少し方法が異なるかもしれません。たとえ入力の項目が多くても、複数を一括入力で時間短縮ができたり、作品ひとつにかかる時間で換算しました。純粋にタグ付け作業にかかる時間です。
実際に私が寄稿している10社の中から、タグ付けがサクッと済むストックフォト5社を順にご紹介していきます。
Depositphotos
タグ付けの手軽さ(5.0)
必要なタグ付けは[説明]と[キーワード]のみ
私が寄稿するストックフォトで、最も速くタグ付けができるのがDepositphotosです。
インターフェースは日本語対応していますが、タグ付けが英語です。必須入力は[説明]と[キーワード]だけで簡単です。タグの入力画面では、素材のサムネイル・タグ入力エリア・文字サイズが比較的小さく表示されるので、スクロールも少なく次から次へとタグ付けができます。
複数の素材の選択もしやすく、多くの素材をまとめてタグ付けするのにおすすめです。
PIXTA
タグ付けの手軽さ(5.0)
標準対応の日本語でタグ付けが簡単
日本語のタグ付けでは、PIXTAが簡単でおすすめのストックフォトです。
必須入力は[タイトル]と[タグ]のみで少ないです。使いやすい「一括入力」「タグ候補」機能を利用すれば、より効率的に作業できます。タグ入力エリアが広くて見やすいですが、次の素材のタグ付けにスクロールが必要です。
素材のひとつひとつにタグ付けするよりかは、「一括入力」である程度まとめた作業に適しています。
Adobe Stock
タグ付けの手軽さ(4.0)
・タグ付けの言語
日本語
・必須入力の項目
[タイトル] … 200文字以内 タイトル
[キーワード] … 49語以内 キーワード
[カテゴリー] … 選択 カテゴリー
[プロパティ] … 選択 プロパティリリース
・複数素材の同時入力
可
選択が容易で複数同時にタグ付けしやすい
タグ付けをする入力言語が選べます。日本語でも英語でも可能です。使いやすいインターフェースがAdobe Stockの特長です。
[カテゴリー]はビジネス・スポーツ・グラフィック素材などから選択します。[プロパティ]は「はい」「いいえ」から選択です。素材のサムネイルが表示されるエリアとタグ入力エリアが分かれていて、素材の選択がしやすく、複数同時のタグ付けにはとても効率的です。
比較的多くの素材をまとめてタグ付けするのがおすすめです。
Can Stock Photo
タグ付けの手軽さ(4.0)
ひとつずつタグ付けするには最適
Can Stock Photoはとてもシンプルなインターフェースです。
タグ付けは英語で、[タイトル][キーワード]に加えて[説明]が必要です。タグ入力画面には、他に独占ライセンスのチェックボックスなどがありますが、タグの項目自体が少なく、とてもシンプルで使いやすいです。
一括入力の機能はなく、複数の素材をまとめてタグ付けができません。ひとつずつ作業するのに適しています。
Shutterstock
タグ付けの手軽さ(4.0)
大きく表示されるサムネイルが使いやすい
Shutterstockでは、必須入力の[説明]と[キーワード]が英語でのタグ付けです。
[カテゴリー]は日本語表記されていて自然・教育・アートなどから選択します。[場所]や[追加オプション]など任意入力のタグが多く充実しています。複数素材の同時入力も可能です。素材のサムネイルが比較的大きく表示されるので、選択は容易ですが、多数の選択にはスクロールが必要です。
ある程度まとめて作業するのにおすすめです。
ストックフォトで素材を販売するために、タグ付けは避けて通れない作業です。
自動でタグの候補を表示してくれたり、タグ付け自体を代行してくれたり、利便性の良いストックフォトもあります。また、アップロードのスピードが速かったり、数時間で審査が完了したり、タグ付け以外でも販売までの時間短縮に繋がる要素はあります。ストックフォトごとに効率的な方法がありますので、利用すればより早い販売ができます。
入力項目や選択肢の多さから、どうしても時間がかかってしまうストックフォトもあります。
より細かく、より丁寧なタグ付けは、長時間になるマイナス面もありますが、それだけ適切で多くの情報が詰め込めるので、ユーザーの検索に有利に働くプラス面もあります。
さらに稼ぐためには、時間をかけたタグ付けもまたひとつの方法だと思います。
今回は、タグ付けがサクッと済む5社に絞ってご紹介しました。
私が寄稿しているその他のストックフォトは以下です。